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2019.05.25

ちゃんと「からだ」使えていますか? 日常がちょっと楽しくなる「アレクサンダー・テクニーク」を津和野の「糧」で受けてみた!

家事や仕事、電車など日々過ごす中で、何かと「座っていたい」と思うことありませんか?
もしかしたらそれ、「からだ」がうまく使えていないからかもしれません。

先日、津和野の自然に囲まれたすてきな場所「糧」でおこなわれた「からだと心の使い方を学ぶ講座「アレクサンダー・テクニーク」」。
一体どんな体験ができるのだろう?と、言葉だけでは分からない魅力を探るべく実際に受けてきました。びっくりするくらいに姿勢とからだの使いかたが変わった筆者の体験談も交えてご紹介していきます。

|まずは、知ることから。

今回アレクサンダー・テクニーク講座が開かれたのは、津和野町の畑追地区にある医食同源をテーマとしたレストラン「糧」。美味しい野菜たっぷりのランチがいただけるほか、スパイスや身体に嬉しい調味料などを販売しています。自然の光が差し、ゆったりと時間が流れる気持ちのいい場所です。

講師は、香西(こうざい)さん。
指揮者・トランペット奏者として音楽活動をされながら、アレクサンダーテクニークの講師として各地を回っています。

まずは座学から。

あれ、からだを使うのことはしないの?と思った方もいるはず。
冒頭で「からだと心の使い方を学ぶ」と紹介したように、単にボディーワークを学ぶのではなく、思考も大切な要素の一つ。後の実践にもつながるところなのでしばしお付き合いを。

実は筆者を含め、みなさんの「からだ」はいつも「緊張」しているのだそう。
そうはいってもなかなかピンとこないですよね。

例えば、今日は1日家でゆっくり過ごしていたのに、なんだか疲れてしまっているな。と感じるのは、緊張によって少なからずからだに力が入っていることが影響しているからかもしれません。
その「緊張」をやめていくために、頭・首・胴体がどのように関係しているのかを、舞台俳優・F.M.アレクサンダー(1869-1955))が開発した「アレクサンダー・テクニーク(技術)」で学んでいきます。

筆者が特に印象に残っている学びは、2つ。

一つは、優先的思考の話。
言いかえると、「考えなくてもしていること」です。習慣や慣れがそのいい例えでしょう。
例えば、ダイエットしようと思ったのに、スーパーに買い物へ行くとついお菓子を買ってしまう。今日は買わないぞ!と決めていても、気がつけばお菓子コーナーに行き、チョコレートを手に取っていたなんて経験が優先的思考です。
お菓子コーナーに行くことが習慣となってしまっているので、行かないためにはどうするか?買わないためにはどうするか?を考えて行動しないと、いつまでもお菓子を買いつづけてしまいます。耳が痛い話ですよね。

もう一つは、心の緊張とからだの緊張が連動している話。
例えば、公式試合や大きな発表会。頭では、大丈夫いつも通りやればいい。と思っていても、からだはガチガチに力が入ってしまいいつものようにパフォーマンスができないのです。

このように、日常でよく出くわすシチュエーションを交えながら、30分ほどアレクサンダー・テクニークの概要を理解していきます。

|「する」ことをやめてみる。

座学を終えて、次は実践です。

まず行なったのは、「ライダウン」。
仰向けになり立膝をする「何もしない」をする時間です。

いつものように仰向けになっていればいいのかなと思い、特に意識することなく仰向けになっていた筆者。意外と力が入っているようで「「しないこと」をしてください」。と言われてしまいました。
「何もしない」って、なかなか難しいんです。

何度か香西さんに手をかけていただき、足や手の位置などを調整すると程よく力が抜けていきます。
窓の外に見える新緑や、差し込む自然の光も気持ちよく心地よい時間が流れていきました。

|立ってみる、座ってみる。

ライダウンの時間が終わると、次は「座る」「立つ」です。
アレクサンダー・テクニークで、座ると立つが変わるものだろうか?と、半信半疑だった筆者。(戻れるのなら、そんなことを思っていた自分を叱りたい。)
「座る」と「立つ」。とてもシンプルな動作ですが、「背筋や首の位置」「膝の使い方」「重心の使い方」を意識しておこなうと「うわぁ〜」と感動の声が上がります。

なぜなら、びっくりするくらい力が要らずに立てるからです。
一度座ってしまうと立つのが結構キツイと感じることもあるのですが、それがない。思わず声をあげずにはいられませんでした。

|「意識する」それだけで、美しくラクになる。

ここまで講座を受けて「初めに会った時と立ち方が全然ちがうね」と言われた筆者。せっかくなので身体の使い方を意識する前後の姿勢をご紹介します。

普段から姿勢は気にしているのですが、実はとっても反り腰だったことが判明。客観的に見てみないとわからないこともあるんですね。
アレクサンダー・テクニークを受けてからだの使い方を意識したことで、姿勢が整いました!

姿勢が変わったことでふわふわと浮いているようないつもとは違う感覚がありましたが、それ以上に、張りがちな太ももの力がすっと抜けたことにびっくり。「立つって実は楽しいんだ」と、思った感動の瞬間でした。
一緒に参加していた女性は、ライダウンのセッションを振り返り「頚椎ヘルニアで仰向けになると痛みがあったので怖かったのですが、久しぶりに痛みなく仰向けになれました!」と感動の声がありました。

|おしまいに

気持ちいい緑のある中で体験した「アレクサンダー・テクニーク」。ちょっと楽しい日常の積み重ねが、より良い日常になることを願って筆者も続けていきます。

講座を紹介してくれた糧のオーナー・大江さん、驚きと感動をくれたアレクサンダー・テクニークの講師・香西さん、すてきな時間をありがとうございました。

糧ではオイルセラピーやアクセスバーズ、ヨガなど身体がよろこぶ企画を定期的に行なっています。緑がのぞき、自然の光が差す空間でゆったりと自分に向き合う時間。わざわざ足を運ぶからこそ出会えるものがきっとあるはず。糧の詳細はこちらから。

 

2019年6月23日に糧でアレクサンダーテクニークが開催されることになりました!
詳細はこちらからどうぞ。

 

(2019.05.25)
文章 カタヤマハルカ
写真 舟山宏輝・大江健太

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