ジャニーズ…?スマップ…?ちゃうちゃう、TSUMAP(ツマップ)!つわの清流会が発行する’’福祉’’の広報誌をご紹介!!
こんにちは!
ライターの前田健吾です!
今回は、この津和野という素晴らしい土壌から生まれた斬新なデザインの広報誌を紹介します!
その名も『TSUMAP(ツマップ)』!!!
TSUMAPとは、「『社会福祉法人・つわの清流会』が福祉で町(まち)をあかるくするPR誌」のこと。
さあ声に出して、「つまっぷ!!」と言ってみてください。
どう感じましたか?
「ん?どこかで聞いたことあるような、ひと昔前に話題になったような…」
と思われる方もおられるかもしれません。
…。
……。
………。
半分正解です。
ちょっと前に解散問題で話題になった例の’’あの’’グループですね(笑)。
ちなみにジャニーズ問題には関心が高いのか、こんな記述も、、、、、
編集後記に記載されている『斎藤’’メンバー’’』との表記。。。
◯◯メンバーという表記と言えば、、、、、ムムム…!!
いやいやいや、いいんですかいいんですか!ちなみに、’’あの’’ニュースが話題になったのは2018年の5月。
この広報誌が作成されたのは、その年の11月。。。ちょっと古くないですか???(笑)
まあとにかく、いいんですよ!いいんですよ〜!
この編集者である斎藤メンバー(以下、斎藤さん)の熱さにちょっとした遊び心も、一つの魅力なのです。
さてさて、そんな斎藤さんも所属している『TSUMAP』を手がけている組織は社会福祉法人・つわの清流会(以下、清流会)。
障がいを抱えた人や社会的に弱い立場の方々向けに就労継続支援事業所や、保育園を運営している組織です。
そうです。これは福祉の広報誌なのです!
何を隠そうかくいう私も、『TSUMAP』の第1号から今春に発行予定の第4号まで、会議の進行などのお手伝いをしていました。
その間、斎藤さんを始めとする清流会の職員さんの熱量がすごい…!
『TSUMAP』作成の会議が行われるのは月2回ほど。
90分ほどの時間の中で話し合いが行われるのですが、会議は毎回白熱し、時には時間を大幅に過ぎることもあります。
「私、次の行事で次回の表紙を狙っとるから!」
「◯◯さんって、めちゃくちゃ紙を数えるのが速いんですよ!あの職人感は、ぜひ伝えたいな〜」
「もうみんなすごくいい笑顔!普段は中々落ち着かないんだけど、たまたまシャッター切ったら最高の瞬間が撮れたんよ」
職員さんは毎号の表紙をかけて盛り上がり、清流会の利用者さんや子どもたちのエピソードを語り出すと、中々止まることはありません。
会議に参加するほとんどの方が、広報誌作成に関わるのは初めて。
それでも清流会・福祉そのものを身近に感じてもらおうと、利用者さんの職人として姿や障がいを抱えた子どもたちと職員さんの関わり方など、毎回テーマを設けて一つの写真、一つの文章までこだわり抜いています。
そんな職員さんの広報誌や1人1人の利用者さんに向き合う姿勢から、僕自身が日々の仕事の向き合い方を振り返るような大きな影響を受けました。
また、広報誌の第2号のレイアウトやデザインに関わったデザイナーの方は、「皆さんの熱量が圧倒的だったからこそ、その姿勢に触発されて、自分の持っている知見をたくさん教えることができた」と語りました。
(広報誌第1号『つわの清流会だより VOL.1』)
(広報誌第2号『TSUMAP VOL.2』)
(広報誌第3号『TSUMAP VOL.3』)
第2号から『TSUMAP』としてデザインを大きく刷新し、以降はこのデザインが基本のフォーマットになりました。
そこから第3号も、行間を大きくして読みやすくしたり、写真から利用者さんの様子が伝わってくるように角度や雰囲気を変えるなど、発行される度に大きな進化を遂げています。
そしてこの春、以前とはまた異なるテイストの第4号が発行される予定です。
つわの清流会広報誌『TSUMAP』は町内の新聞折込として配布され、清流会の各施設や町内の駅、病院などに置かれています。
少しでも内容が気になった方は、ぜひ手にってみてはいかがでしょうか。
そして、今後の『TSUMAP』も乞うご期待ください!
また、清流会のことが気になった方は、ぜひ、シルクウェイにちはらの奥にある清流会本部に連絡をしてもらったり、足を運んでもらえたら嬉しいです。
(文・写真/前田健吾)
施設名 | 社会福祉法人・つわの清流会 |
所在地 | 〒699-5216島根県鹿足郡津和野町池村1997-1 |
TEL | 0856-74-2070 |
FAX | 0856-74-2071 |
アクセス | 道の駅『シルクウェイにちはら』敷地内 |
参考サイト | https://tsuwano-seiryu.jp/ |