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2019.02.28

右から左からひな人形!?名勝『旧堀氏庭園』で「春を待つおひなさま」を11個を探してみた!!

こんにちは!ライターの前田健吾です。

 

突然ですが、皆さんは今でも雛人形を家に飾ることってありますか?

雛人形とは、女の子が健康に成長していくことを願う日本の伝統行事『雛祭り』の際に、祭壇に飾るお人形のこと。

僕は幼稚園に通っていた頃以来、雛人形を見ることはありませんでした。この津和野に来るまでは。

 

先日、町内中心部から車を10分ほど走らせた所にある旧堀氏庭園の建物内にお雛様の祭壇が11台も並んでいるとの話を聞きました。庭園内の建物というと、かつて持ち主であった堀さんが暮らしていた家で、書院造りの昔ながらの雰囲気が特徴的。「いやいや、11台並んでいることもそうだし、それってどうやって展示してあるの!?」となり、ぜひその様子をレポートせねばと現地に足を運んできました。

 

実際に僕が見たものとは…いかに!

その様子をレポートいたします。

雛人形・市松人形のお出迎え

 

2月11日(日)の午後4時。

旧堀氏庭園に着きましたが、お雛様展示のポップが張り出されているものの、外から見た感じはいつもと変わらない様子。

 

この旧堀氏庭園は、国指定の名勝の一つ。つまり、庭園内にある屋敷や庭園、周辺地域などの景観が観賞用として素晴らしいものと国から認められたということ。

この庭園は、かつては中国の鉱山王と呼ばれ島根県内での納税額が一位になったこともある堀氏が所有していたことからその名が付けられましたが、現在は津和野町の所有物となっています。

 

(出典:津和野町観光協会)

 

庭園の向かい側にある和楽茶屋で受付をしてもらい、いざ庭園へ。

まずは建物の中に入らず、道に沿って外側を徘徊。

スーッと歩いていると、何やらぞくっとする違和感。誰かの視線を感じます。

異変を感じた右側に目を向けてみると、、、、観音開きの扉の向こうから、いきなり雛人形がお出迎え!

 

人形たちから無数の視線が僕に浴びせられていました。

ひぇっ!!!!

 

 

しばらく経っていくらか平静を取り戻した後、建物の内部へ向かいました。

 

建物の中に足を進めてみると、まだまだたくさんの雛人形たちが…!

 

おおっ!

と思って、まず手前にある雛人形を見てみると…、

 

 

 

雛人形の横に僕の腰下ぐらいの高さがある市松人形が虚空を見つめていました。

見た瞬間、、、反射的に後ろに下がってしまいました。

 

 

ちなみに、落ち着いて写真を撮ろうとしたら、いの一番に市松人形が顔認証されました。そうしてまた、凍りついてしまいました。

 

というかこれって、雛祭りの風習なの?

地域によっては、この市松人形で雛人形をお迎えする所もあるようです。

 

後ずさりしながら足を進めていくと、まだまだ出てきます雛人形たち。

 

(※写真は全て違う台を撮影したものです)

 

こうして眺めてみると、飾っている人形もそうだし、祭壇自体の大きさも違うし、色々と異なる点が見れて面白い。見慣れていない人には少し怖いかもしれませんが、こうして違いに注目して眺めてみるのも良いです。

 

さて、後は建物の縁側から庭園を眺めてみたり、庭園を歩いてみたり、展示室で昔の調度品を見たり堀氏の家系図を見ながら「ふむふむ」とうなづいていたり、小さな敷地の中にも見所がいっぱいあるので、気づいたら1時間ほど楽しんでいました。

ちなみに、建物の裏に洞窟があったり、秘密の道があったりと、美しい景観だけでなく好奇心そそられる秘密基地感もあるのです。

 

昔ながらの書院造の建物で過ごしたり、古びた品を見たりしていると、何だか落ち着きますね。

秋の紅葉シーズンは真っ赤に染まる庭園を見ようと多くの人が訪れますが、普段はあまり人がおらず、隠れ家的な感じでゆったりとくつろぐことのもその魅力。

町の喧騒から離れて、ここでのんびりと時間を過ごしてみるのもオススメ。

 

 

 

 

さあ閉館時間になったし帰ろうとしたところ、よくよく考えてみたら祭壇を10個しか見てないな。

そんなことを思いながら受付まで行ってみると、仲良く2体の人形がお出迎えしてくれました!

 

他に見たものよりも小さいサイズですが、立派な雛人形なのです。

 

これらの人形は人づてに集まったもので、町内だけに止まらず、同じ県内の出雲市や山口県の萩市の方から届けられたものも。昨年までは普段から旧堀氏庭園に関わっている内内のメンバーだけに公開されていたそうなのですが、今年はもっとたくさんの人に楽しんでもらおうと、祭壇の数を増やして2ヶ月以上という長い期間公開することにしたそうです。

 

雛祭りは暦上3月3日に祝うことになっていますが、津和野では明治以前の旧暦3月3日に当たる4月3日にお祝いするそう。

そのことから、この雛人形は4月7日(日)までこの旧堀氏庭園で展示されています。

 

古き良き伝統を知るためも良し。

美しい書院造の建物や庭園を鑑賞するついでも良し。

面白いもの見たさでも良し。

 

見られるのは今だけですよ!

ぜひぜひお越しくださいませ!!

 

(文・写真/前田健吾)

 

イベント名春を待つおひなさま
所在地旧堀氏庭園
〒699-5622
島根県鹿足郡津和野町邑輝795
開館時間9:00〜16:30
休館日毎週月曜(ただし11月は無休)
(月曜日が祝日の場合はその翌日)
入場料
堀庭園のみの入場料
一般中高生小学生
500円
(400円)
300円
(250円)
200円
(150円)
堀庭園・旧畑迫病院の共通入場料
一般中高生小学生
600円
(500円)
400円
(300円)
250円
(200円)
★( )内は20名以上の団体料金 ★ 津和野町民は無料
アクセス
バス:津和野駅から町営バスの長野行き約20分、堀庭園下車すぐ
駐車場:30台・バス7台
町営バス時刻表
津和野町ホームページ:http://www.tsuwano.net/www/contents/1356660104367/
中国自動車道六日市ICから車1時間15分
中国自動車道小郡ICから車1時間25分
萩・石見空港から車1時間
山口宇部空港から車2時間
参考公式HP:http://tsuwano-bunka.net/horiteien/

 

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