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2018.12.21

太皷谷稲成神社の神様が町に降りる日。太皷谷稲成神社例祭(秋季大祭)レポート

 こんにちは!ライターの舟山です。

 津和野町の象徴的な名所、太皷谷稲成神社。毎年三が日には多くの参拝者で賑わうこの神社ですが、毎年11月15日に例祭があります。祀られている神様を神輿に乗せ、御旅所へ向かう例祭(秋季大祭)の一連をレポートします!(2018年12月掲載)

 当日まずは、白い装束を身にまとい、お祓いをします。そしてその後本殿内にて、神様を神輿に移す儀式をし、神輿が出発いたします。

 初めて、神様が降りる場に立ち会いましたが、普段はなかなかみられない光景の数々に終始背筋がピンっと張り、とても緊張感のある時間でした。

 太皷谷稲成神社は、山の中腹にある神社。一般的に神輿は、町中を練り歩く間も、担いで向かいますが、担ぎ手の不足や町中までの距離があることから、トラックの荷台に神輿を乗せて向かいます。

 

 その向かう道中には、とても特徴的で面白い場面がたくさんありました。

 町中に向かったトラックは、神輿を乗せたものの他に、お神楽の演奏をしながら向かうもの、猿田彦(導きの神様)が載っているものなど、計6台。それぞれが個別に役割を持って町中へ向かっていました。僕は、神輿を載せたトラックに同席させてもらったのですが、前で荷台に載っている猿田彦の姿が妙に目につき、何度もシャッターを切っていました。

 

 町中では、神様を待っていた方が軒先に集まっていました。参拝者の方が大勢いるところで、一度トラックは止まり、餅まきが始まります。今年から田舎ぐらしというものを始めていますが、本当に餅まき(通称:田舎の戦争)の人気には驚かされます。どこで餅をまいても人が集まってくるという、不動の人気コンテンツ。今度その人気の秘密を調べてみたいです。

 町中での移動の行き先は、御旅所。そこでトラックに神輿を載せたまま、お参りなどの儀式を執り行われました。その後、トラックで本殿に向かい、神様を本殿内にお祀りし、今回の例祭(秋季大祭)は終了しました。

 今回の一連の流れでは担ぎ手の不足や環境的不遇に対して、現代技術を駆使しながら形として残している様子が要所要所としてみられました。歴史・文化の継承の難しさとその対応の柔軟性が今後も求められてくるのだろうと感じました。

 また、今回の例祭(秋季大祭)の様子として印象に残っているのは、町中にいる子供の姿。神輿を町中に降ろす前に、春秋会の主催の元「子供神輿」というものが行われていました。小学生が希望制で神輿を担ぎ町内を練り歩く神賑行事ですが、これに参加すると、お駄賃がもらえるそう。そのため、町中には、もらったお駄賃をお祭りのどこで使おうかな〜と悩む子供の姿がたくさんみられました。

 神様が町中に降りることで、餅まきで大人を楽しませたり、子供がお祭りを楽しめるような配慮をしたりと、例祭(秋季大祭)は確実に町の活気を作っている1日になっていると感じました!

 

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