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’’ママさん世代に安心して手に取ってもらいたい’’
『まるごと津和野MADEドレッシング』を開発したあまちゃんの想いに迫る!

 

かわいらしい野菜がまるごと描かれたパッケージ。

ひときわ目立つスタイリッシュな瓶のボトル。

ラベルに書いてあるのは、‘‘まるごと津和野MADE”という文字。

 

この『まるごと津和野MADE』のドレッシングを作ったのが、株式会社フロンティア日原に所属している小林愛真美(こばやし・あまみ)こと‘‘あまちゃん”です。

 

こんにちは!ライターの前田健吾です。

先日、僕の友人・あまちゃんが開発してきたドレッシングなのですが、ついに市場に出荷されることになりました!

今回はそんな彼女に、ドレッシング開発の経緯やそこにまつわる思いを語ってもらいました。

 

ママさん世代に安心して、手に取ってもらいたい

 

あまちゃんは、元々この地の地域おこし協力隊。2017年9月にその3年の任期を終え、現在は高校生の下宿で料理を振舞ったり、夏の間はカキ氷屋を行なっていたりと様々な仕事をしています。

今回のドレッシングに始まる商品開発も、そんな彼女の仕事の一つ。

 

「ほんと!?めっちゃ嬉しいんだけど!」

 

僕の知人が、『まるごと津和野MADE』のドレッシング3種類を食べて第一声に飛び出したのが、「すごく美味しかった!!」ということ。そのことをあまちゃんに伝えたら、彼女らしいこんな素直な反応が飛び出しました。実際にドレッシングを口にした方からは、たくさんの嬉しい反応があまちゃんの元にきているそうです。

 

「私の周りで食べた人は、『このドレッシング好きだな〜』と言ってくれて、中でも女の人からの評判がいいです。」

 

今回のドレッシングのメインターゲットは、自身に近い20〜30代の若い女性。その方々からの反応について、嬉しそうに話してくれました。

 

そもそも今回のドレッシングはどういった経緯からできたのでしょうか。

 

「津和野のお土産品の中でも、家族連れであったり、SLを見にくる観光客の方が買うようなものを作りたかったんです。特にママさん世代が、お土産として友達に渡せたり、食卓で子どもたちに野菜を食べてもらえるようにと安心して手に取ってもらえたらいいなと。パッケージは絵本作家の方に依頼して、野菜をまるごとそのまま描いてもらって、お母さんや子どもたちにも親近感を持ってもらえるようなデザインにしました」

 

 

確かに、このドレッシングの中でも野菜がまるごと描かれたパッケージは、まず目に飛び込んできます。手描きのタッチで伝わってくる温もりと、可愛らしい野菜イラストの親しみやすさ。思わず手に取って眺めたくなります。

 

何より、このドレッシングの味。ここに商品開発に携わったあまちゃんのこだわりが隠されています。

 

「味にコクと深みを出すために、純米吟醸の酒粕を使いました。酒粕は町内の酒造さんのものを使い、そこにりんごも加えて、よりマイルドな味わいになるようにしました。女の人は『まろやか人参ドレッシング』が好きで、男の人は『芳醇きのこドレッシング』が好きな人が多いですね」

 

この3種類のドレッシングは、津和野の道の駅『なごみの里』と津和野町東京事務所『T-SPACE』、『シマシマしまね』といういう奥出雲にあるセレクトショップに置いています。

そのドレッシングシリーズを作ったあまちゃんですが、今回が自身が開発に携わった初の商品。そこに至るまで、どんな過程を乗り越えてきたのでしょうか?

 

食卓から津和野を知っていく

 

「2017年10月の終わりぐらいからドレッシングの開発が始まって、味が完成するまでにかかったのは4ヶ月くらい。その間、私のマネージャーと旬八青果店(※1)(以下、旬八の方にアドバイザーで入ってもらいながら進めていきました」

 

冬真っ只中の4ヶ月の間、私が見たあまちゃんは、白の割烹着を着て、色々な材料を混ぜながら味見をし、納得のいくドレッシングを作り上げて行く様子でした。

元々は、かき氷のシロップを作ったり、家のDIYを行ったりと、自分で何かを作ることが好きな子だったので、割とすんなりドレッシングを開発できたのではないかと思っていました。

しかし、初めての商品開発。

ほとんどの工程を1人でやっていくのは、なかなか大変だったようです。

 

「始めたばかりの頃は、何が良いドレッシングなのかも作り方も全然わからなくて、旬八の方にブラッシュアップしてもらいながら作っていく感じでした。

最初に作ったのは、醤油ベースに玉ねぎをいっぱい使ったザ・ドレッシングのようなもの。それを旬八の方に味見してもらった時は、『ちょっと普通な味かな。津和野だからこそ酒粕とか、地のものを色々使った方がいいよ』と言ってもらいました。それから、酒粕やりんごなどを試してみるようになって、他にも同じ値段の競合商品を調べたり、旬八の社員の方に食べてもらってアンケートをもらったり、良いものを作れるようにと色々と試行錯誤してきました」

 

たくさんの人からフィードバックをもらい、それを地道に実践しながら作り上げてきたドレッシング。この味に仕上げるまでの道のりは、それほど平坦ではなかったようです。

ちなみに、旬八の方からのドレッシングの最終的な評価はと言うと

 

「厳しい声ばっかりかと思ったけど…結構評価がよかった(笑)」とのこと。

 

今回のドレッシングは、きのこ・山菜・人参の3種類はどうしてこの味になったのでしょうか?

 

「今回の3種類のうち、町内で年中安定して収穫できる人参は通年バージョン。きのこと山菜は春バージョンのドレッシングで、山菜のものには梅が入っていますが、これは山菜の味をより引き立たせるためです。中でも私は、人参のドレッシングが一番好きかな。酸味だけじゃなくて、色々な味がするのがとても良いですね」

 

 

季節感満載のドレッシング。次回はどんな味のドレッシングになるのでしょうか?

 

「夏のドレッシングは、トマトとあまなが。今年はドレッシングの開発期間で、来年から春夏秋冬のシリーズで、道の駅や色々な場所に並んでいく予定です」

 

季節のシリーズで、様々な種類があるとは、早くも次回作が楽しみです。

また、あまちゃんは今後の商品の売り方もデザインしていきたいと言います。

 

「友達や知っている人も結構見てくれているので、Facebookには随時情報をアップしていく予定です。あとは、こだわりがある小さなセレクトショップに持って行きたいですね。都会にあって地方の良いものを集めたような、そんなお店に並んでいたら良いな。そうやって手にとってもらって、食卓の上にこのドレッシングが置いてあったり、津和野に興味を持つ人が少しでも増えたりしてくると嬉しいです」

 

あまちゃんが作り上げた3種類のドレッシング。

思わず手に取ってしまう可愛らしいパッケージは、お店に並んでいると一際目を引きます。

また、その味も従来にはないようなもの。

 

まろやかにんじんドレッシングは、人参や玉ねぎなど色々な味が飛び込んでくる。

梅香る山菜ドレッシングは、梅の酸味と山菜が香る風味豊かなもの。

芳醇きのこドレッシングは、酸味が抑えられた様々な料理に汎用することが可能な味に。

 

これら商品は、道の駅・津和野温泉『なごみの里』で購入することが可能です。

また、詳しい情報についてはコチラからご覧いただけます。

 

津和野の野菜がふんだんに使われた産品『まるごと津和野MADEドレッシング』。

ぜひ一度、手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

(文・写真/前田健吾、写真/高田菜津子)

 

(※1)旬八青果店:「新鮮・おいしい・適正価格」 旬にこだわる八百屋。地方の産品を中心に、販売している。

 

まるごと津和野MADEドレッシング

 

商品についてのお問い合わせはコチラ

 

 

 

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