ツワノシゴト模様 島根県津和野町発信、生き方を探すローカルメディア

津和野の美味しい月曜夜

毎週木曜日のランチタイムに週替わりでシェフが登場する、津和野町のコミュニティキッチン「厨ファミリア」。通常木曜日のお昼のみのオープンですが、9月から毎週月曜日の夜も、ある人の挑戦の場として開いています。
津和野町地域おこし協力隊の、まえけんこと前田さんが主催するこの企画はどんなものなのか、どんな想いからこの企画立案を行ったのか、実際に足を運び、話を伺って来ました。

9月から今年の12月末までは、毎週月曜日の夜、厨ファミリアにての料理を楽しむことができます。
メニューは毎回様々で、これまでにチャーハン、エビチリの中華を始め、チキン南蛮、季節の野菜をたっぷり使ったメニューなど様々。10月9日の第6回では「どっちの料理SHOW〜ラーメン編〜」と題し、前田さんの他に二人のシェフが登場し、3種類のラーメンを提供し、その販売数を競う企画も実施されました。
私が取材に行かせてもらった日は、様々な料理をビュッフェ形式で楽しめるようになっていました。一人で用意したとは思えないほどの品数、そして一人暮らしの身ではなかなか食べることがないような料理。全種類食べるにはどれくらいの量を取っていけばいいんだろう、なんて試行錯誤しながらウキウキで盛り付けていきました。そして期待を裏切らず、どの料理の味も申し分なしで、特別におかわりまでいただいちゃいました。

 

前田さんが自分ができることについて向きあっている時、その一つとして料理がいいのではないかと考えた前田さんは、2018年6月ごろから、仲間内にご飯を振る舞い始めました。そのうち、町内外様々なイベントに出店する際に津和野産品を扱った料理を作るようになり、それから「もっと料理が上手くなって、たくさんの人に喜んでもらいたい」と思うようになり、厨ファミリアでの企画を始めることにしました。
料理のスキルアップを目標としていますが、食をきっかけとして津和野町を盛り上げてたいという想いも膨らみ始めており、彼にとって毎回が挑戦と振り返りの場になっています。

やってみてまだまだ難しいことのほうが多いこの企画。基本的に一人で準備・提供・片付けのオペレーションを回さなければならず、また人を呼ぶためのPRもどうやっていくか考えていく必要があり、まだまだ大変なことはたくさんあります。
その中で感じる嬉しさは、やり続ける中で聞こえてくる「応援の声」。「頑張ってるね」や「次行くわ」という声が励みや力になっているそうです。

この企画を通して実現したいことについて、次のように語ってくれました。
「まずはこの企画をきっかけに、開催会場である厨ファミリアに足を運んでもらって、この場所に親しんでもらいたいです。ご飯食べるだけの空間じゃなくて歓談・交流の場になってもらうような空間になっていたら嬉しい。この企画は、自身のスキルアップが目的ですが、僕が提供する料理は、この場所が盛り上がるための一つのきっかけであればいいと思っています。だから奥で一人で仕事している人がいてもいいし、みんなで一緒に盛り上がっている人がいてもいい。気軽にその空間を楽しんでほしいです」

今後も様々企画を展開しています。先日は、ハロウィン企画も開催されました!
詳しいイベント情報、最新情報はFacebookページ「厨ファミリア」にて発信しているので、ぜひチェックしてください!

自身の挑戦の場を自ら作り、試行錯誤を重ねている姿に、前田さんがこの企画にかける想いを強く感じることができました。料理を通して、自身の成長だけでなく、厨ファミリアという場所や津和野町を盛り上げたいという話を聞き、そういう想いを持った人がいる町を素敵だと思ったのと同時に、こういう人が増えていくこと、想いを持った人同士がつながり新たな動きになっていくことで、もっと魅力的な町になっていくだろうなと感じました。
料理だけでなく、企画内容も様々なものが展開されるこの企画。ぜひあなたの気になるものがあれば足をお運びください。試行錯誤を重ねる前田さんの料理にぜひご注目を!

島根県津和野町発信、生き方を探すローカルメディア

Copyright© ツワノシゴト模様 , 2018 All Rights Reserved.