ツワノシゴト模様 島根県津和野町発信、生き方を探すローカルメディア

ツコウを「地域に開かれた高校」にするためにー高校生と大人がつくる授業「総合学習」って何?

初出の媒体:ファンモン1号

初出年月:2017年9月

 

島根県立津和野高校。

3年前から入学者数は増加し続け、今年度の入試倍率は1倍を越え、いまや県外からも数多くの生徒が通う。そんな津和野高校の魅力のひとつに、「総合学習」の時間の充実化がある。生徒が自ら課題に取り組む総合学習の時間は、高校によって実にさまざま。津和野高校は2014年度より高校魅力化コーディネーターを配置し、総合的な学習の時間ではキャリアや地域についての教育を展開してきた。コーディネーターの一人である山本竜也さんは、自身の仕事についてこう語ってくれた。

 

学校と生徒と地域を繋ぎ、〈三方良し〉の町をどう作るのか、それを考える仕事だと思っています。昨年度の総合学習の時間では、プロジェクトに取り組んだ成果を町長に提案するなど、地域と連携した取り組みを行ってきました。

 

そして総合学習の主たる担当は、牛木力(うしき ちから)さんだ。7月から第2学年の総合学習を集中的に行った。

 

テーマは〈津和野高校110周年を盛り上げるためにはどうすればいいか〉というもの。この課題を解決するために生徒は12ものグループを作り、それぞれ議論を重ねてプロジェクトを練っていきました

 

その際生徒に意見やヒントや出したのが、津和野高校のOB・OGたち。他にも津和野に住むたくさん大人たちが総合学習に関わっていった。生まれたプロジェクトは「式典はOB・OGをSLで迎えに行く」というものや、「津和野町をお祭りでジャックする」というユニークなものも。

 

牛木さんは「関わった全員が成長することができた」と振り返る。

自ら役員に立候補したりする生徒も出てきており、主体性が育まれたのではないでしょうか。総合学習を通じて、自分自身の答えを見つける力をつけてほしいです。

来年の110周年の式典に向けて、生徒による実行委員会も発足する。成長した彼らがそれまでにどんなプロジェクトを作ってくるのか、楽しみでならない。

 

発表の様子。生徒は教職員や卒業生との質疑応答を行った。

 

 

グループ活動の様子。グループにどう貢献したいのか、それぞれが予め考えて臨んだ。

 

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