ツワノシゴト模様 島根県津和野町発信、生き方を探すローカルメディア

豪族・旧堀氏庭園で冬の田舎暮らしを体験してみた「もちつきと火鉢と足湯」

石見銅山によって栄華を築いた豪族・堀氏の庭園――堀庭園
その美しさによって、国指定名勝にも指定されています。
そんな堀庭園で「寒い冬を愉しむ」がコンセプトに掲げられたイベント、
「もちつきと火鉢と足湯」が開催されたので参加してきた。
文/前田 千晶(2015/02/17)

じっくり竃で煮込まれた、おしるこ

天気に恵まれ、冬晴れ。いつにも増して空気が澄んでいる。
門をくぐり抜け、庭園を眺めれば、
池に暮らす鯉たちも列をなし、どこか気持ちよさそうだ。

hori

母屋へと足を進めると、多くの人で賑わっていた。
先ほど杵でついたばかりだという、お餅をおしるこでいただく。

hori

火鉢から焼いていたお餅を取り出し、
竃でグツグツと煮込まれた粒あんと一緒にいただく。
外はカリっとしたお餅がとても美味しい。甘さがしみる。

和漢の力でポカポカ

続いて、足湯だ。
またしても大きな竃に火がくべられている。お湯を沸かしているのだ。

hori

hori

ここに体が温まるとされている和漢、柚子、よもぎ、そして大根の葉を入れる。
気づいていなかっただけで、足先はギンギンに冷えていたようだ。
裾をまくり、恐る恐る入湯。予想通りとても熱い。
「熱いくらいがちょうどええんよ」。

hori
hori

たっぷり入れた和漢の力でポカポカに温まりました。
柚子のいい香りがしてくる。

昔ながらの「こおり餅作り体験」

最後はこおり餅作り。囲炉裏を囲んで行った。
なぜ「こおり餅」というかというと、この時期に作られるからという説と、
寒いところに吊るしておくからという説があるものの、詳しくはわからないそう。

hori

早速ワラを4.5本とり、ねじり上げていく。
2つに分けたワラが一緒にならないように、注意を払う。
はじめは苦戦していても、慣れればすぐできるようになるものだ。
「先生がいいからね。うそ、筋がいいからよ」。カッカッカと笑っていた。

hori

hori

ねじりあげたワラの端を結び、ワラの間にお餅を挟めば完成だ。
緑はノリ、紫はお芋、つぶつぶは豆、一見するとただの白いお餅には唐辛子が練りこまれている。
「普通に焼くんもいいけど、フライパンにビャッて油敷いて、揚げて食べるのもうまいんよ」。
おかきのようになるんだろうか。

hori

体験を終えたものの、そのまま帰るのはどこか名残惜しくて、
しばらく縁側で日に当たって帰りました。
居心地の良いお屋敷です。みなさん、一度は足を運んでみてはいかがでしょう。

What do you think of this post?
  • Sucks (0)
  • Boring (0)
  • Useful (0)
  • Interesting (0)
  • Awesome (0)

島根県津和野町発信、生き方を探すローカルメディア

Copyright© ツワノシゴト模様 , 2016 All Rights Reserved.