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2016.02.17

豪族・旧堀氏庭園で冬の田舎暮らしを体験してみた「もちつきと火鉢と足湯」

石見銅山によって栄華を築いた豪族・堀氏の庭園――堀庭園
その美しさによって、国指定名勝にも指定されています。そんな堀庭園で「寒い冬を愉しむ」がコンセプトに掲げられたイベント、「もちつきと火鉢と足湯」が開催されたので参加してきた。
文/前田 千晶(2015/02/17)

 

じっくり竃で煮込まれた、おしるこ

 

天気に恵まれ、冬晴れ。いつにも増して空気が澄んでいる。
門をくぐり抜け、庭園を眺めれば、池に暮らす鯉たちも列をなし、どこか気持ちよさそうだ。

 

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母屋へと足を進めると、多くの人で賑わっていた。
先ほど杵でついたばかりだという、お餅をおしるこでいただく。

 

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火鉢から焼いていたお餅を取り出し、
竃でグツグツと煮込まれた粒あんと一緒にいただく。
外はカリっとしたお餅がとても美味しい。甘さがしみる。

 

和漢の力でポカポカ

 

続いて、足湯だ。
またしても大きな竃に火がくべられている。お湯を沸かしているのだ。

 

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ここに体が温まるとされている和漢、柚子、よもぎ、そして大根の葉を入れる。気づいていなかっただけで、足先はギンギンに冷えていたようだ。裾をまくり、恐る恐る入湯。予想通りとても熱い。
「熱いくらいがちょうどええんよ」。

 

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たっぷり入れた和漢の力でポカポカに温まりました。柚子のいい香りがしてくる。

 

昔ながらの「こおり餅作り体験」

 

最後はこおり餅作り。囲炉裏を囲んで行った。
なぜ「こおり餅」というかというと、この時期に作られるからという説と、寒いところに吊るしておくからという説があるものの、詳しくはわからないそう。

 

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早速ワラを4.5本とり、ねじり上げていく。2つに分けたワラが一緒にならないように、注意を払う。
はじめは苦戦していても、慣れればすぐできるようになるものだ。「先生がいいからね。うそ、筋がいいからよ」。カッカッカと笑っていた。

 

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ねじりあげたワラの端を結び、ワラの間にお餅を挟めば完成だ。緑はノリ、紫はお芋、つぶつぶは豆、一見するとただの白いお餅には唐辛子が練りこまれている。
「普通に焼くんもいいけど、フライパンにビャッて油敷いて、揚げて食べるのもうまいんよ」。
おかきのようになるんだろうか。



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体験を終えたものの、そのまま帰るのはどこか名残惜しくて、
しばらく縁側で日に当たって帰りました。居心地の良いお屋敷です。みなさん、一度は足を運んでみてはいかがでしょう。

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